『優しさの子育て』

友達のブログがとても素敵な内容だったので、ご紹介します(*^_^*)

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『優しさの子育て』

いつも遊びに行く公園で、たまに、とても可愛い女の子と会う。
娘より数歳上の女の子なんだけど、
顔も可愛い上に、性格もものすごくいい子。

うちの娘(以降、あーちゃん/2歳0ヶ月)は、やり過ぎなくらい人見知りしないのだけど、
(知らない子供を見ると、なぜか超ハイテンションで抱きつきに行く・・)
そんな娘にも、嫌な顔ひとつせず、ニコニコ対応してくれる。

そして、この子にしてこの親あり、で、
お母さんとお父さんも、こりゃまたすご~~く優しいのだ。
自分の子に対しても優しいんだけど、
あーちゃんに対しても、とても優しい。

このご家族と出会うと、あーちゃんは、この可愛い子ちゃんと、
そのパパとママで、サッカーをする。
傍から見たら完全に家族です。
可愛い子ちゃんがいいプレーをしたらもちろん褒め、
同じテンションで、同様にあーちゃんの事も褒めてくれる。

本当に一生懸命、子供のことを考えて、子育てしてるんだろうなぁと
見ていてひしひしと伝わってくる。

「かわいいね」
ってニコニコしながら、あーちゃんの頭を撫でてくれる、可愛い子ちゃんを見ていたら、
子供がいい子に育つって、
自分が何かに成功するよりも、遥かに価値のあることのように思えた。

この家族を見ていて、私は、自分が【強くなる】ことに重きを置きすぎて、
どこかで【優しさ】を二の次にしてこなかったかなぁと、ふと思った。

育児、家事、仕事をきちんと回すこと。
技術、資格を身につけること。
これからやりたい事、これから欲しいもの。

そういう事は、たぶん、いっぱい考えてきたけど、
未来への自分の歩みを止めて、今の時間を自分でない誰かにめいっぱい使うことに、
いつもどこかで、嫌な気持ちがあった気がする。

「この時間があれば、夕飯準備できるのに」
「昼寝してくれれば、仕事が回せるのに」
あーちゃんと遊んでいても、10分もしたらすぐにそういう事を考える。

でも、自分がパパとママとサッカーを思う存分楽しむ事を我慢して、
ボールを満足に蹴れない、あーちゃんを積極的に混ぜてくれ、
「かわいいね」
って頭撫でてくれる、この子の優しさが、とても光り輝いて見えた。

優しいって、すごく、価値のあることなんだな。
英語を身につけるとか、スイミングで丈夫な体を作る、とか、
子供を強くさせることには、企業が宣伝に一生懸命だけど、
優しいって資質は、企業にとっては何の儲けにもならないから、
大して声高に叫ばれない。
でも、人間として、たぶん一番に重要なことなんじゃない?これって。

今年の正月にもらった、大学時代の恩師の年賀状を思い出す。
今年のゼミの研究テーマ(教育学)の説明がプリントされたものだが、
最後に、『優しさの子育て、家庭から実践してください』と一言手書きで書かれていた。
先生は、いつも先回りして、助言をくれる気がする。

手のかかりまくる2歳児を前に、「優しさ」が吹っ飛んでいる自分がいますが、
あの可愛い子ちゃんの笑顔と、恩師の言葉を思い出しつつ、
今日も、強くやさしく、『かあさん』を頑張ろうと思います。

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「お母さん」になることは、

自分の時間がなくなって、やりたいこともできなくなって、

欲しいものも買えなくて、いっぱい我慢しないといけない

一方で、

今までの、自分一人では絶対に感じられなかった

かけがえのない喜びを与えてくれる

ことなんだなと

改めて感じさせられました。

共感する部分もあって、ホッと安心させられると共に、

友達の感性に感動しました。

私は、優しさは、みんな生まれながらに持っている…と思っています。

その優しさを失わなくてすむような暮らしをしよう!

決意を新たに、明日も息子とのんびり過ごそうと思います( ´ ▽ ` )ノ

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