皆さんは、自分のお子さんに どんな風に育って欲しいですか?
健康であればそれで良い、という方もいらっしゃると思いますし、
思いやりがある子、頭が良い子、スポーツができる子…
それぞれ、想いをお持ちだと思います。
保育士として、母親として、一人の人間として
これから育っていく子ども達にとって、
大人にとっても、
最も大切だと確信していることをお伝えします。
それは
「自己肯定感」
自分は愛されているんだと実感していて
自分はこの世に生きていて良いんだと思えること
成功体験を重ねて自分に自信を持ち
自分のことが好きな気持ち
自己肯定感がしっかりと育まれていれば、困難にぶつかっても、乗り越えていくことができます。
私はものすごく、自己肯定感が低い人間でした。
自分に自信がなく、小・中・高と、自分はダメだとばかり思っていました。
何に対しても消極的でした。
大学生になって、授業だけでなく、サークルやバイト、一人暮らしといった
様々な経験から、自分自身にとってプラスになる考え方を身につけ、
やっと人並みになったなぁと思っています。
自分の経験から、これから育っていく子ども達には、私のような思いはして欲しくない
という強い思いがあります。
お友達はできるのに、自分はできない という状況で、
自分はダメだ と思うのではなく、
どうやったらお友達みたいにできるか、考えて、
それを実行できるようになってくれたら良いなと思います。
また、どうしてもできなくても、
お友達はすごいな、でも自分はこれができるよ!
と思えるようになってほしいです。
この気持ちは、大人になってからでも身につけることができます。
でも、できることなら、子どもの頃から、自然に身につけてほしいのです。
ではどうやったら身につくのか。
まずは、一番身近な存在である、ママ、パパ(ご家庭によっては、
おばあちゃんやおじいちゃんなど異なるかもしれないですね)が、
愛情を、お子さんに伝わるようにしっかり注いであげてください。
沢山、抱きしめてあげてください。
お子さんの話を、目を見て、よく聞いてあげてください。
達成感を味わえるように、何かにチャレンジする機会をあげて、見守り、
どんな結果でも、できたね、がんばったね、とお子さんのことを認めてあげてください。
そして、子どもが心も身体も元気でいる為には、親も元気でいることが大切です。
自分自身も大切にしながら、お子さんへたっぷり愛情を注いでほしいなと思います。
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